2011年9月25日日曜日

Windows8 Developer Preview


だいぶ前からに公開になっていますが、私もDLして試してみました。

ソフトウェア面では色々な人が紹介しているのである程度要所をかいつまんで話ますが、メインはハードウェアスペックから見たWindows8(以下Win8)という事で見ていきたいと思います。

[ ソフトウェア・OS ]

まず最初に使用インストールした時に思った事は、Win7とほぼ変わっていないということ。作業工程的に言えばほぼ同じです。

次に設定、エクスプレスでやっていけばPC名とユーザー名・パスワードの設定ぐらいで特に他は設定はせずに立ち上げる事ができます。

とはいえ、この辺は製品版に近づくにつれて少しずつ仕様変更が加えられると思うので、参考までに。

Win8を立ち上げるとまず最初に出てくるのが「メトロ」と言われる画面。メトロって聞くと地下鉄を連想してしまうんですがw

画面のイメージとしてはいくつもの長方形のタイルが並べられていて、数が増えると横にのびるような設定になっています。

で、これは削除は簡単に出来るのですが、登録する時の手順は少し厄介。

それで試しにSkypeをインストールして実行してみました。

ログインしようとすると、フリーズ・・・動作停止。これの繰り返しで起動出来ず・・・。ネットワーク関係で何かトラブルが発生してるのでしょうかね・・・。

タスクマネージャーは今までのデザインから大きく変わっていて、プログラムの一覧がまず出るようになっており、詳しく見るとLinux系にあるような感じのグラフィカルなデザインに変更されています。ただし、ここではコアの数が確認出来なくなってるので、個人的には劣化してるようにも見えますが・・・。

そもそもこんなところ変えて何の利点があるのか小一時間(ry

ついでにリソースモニターは従来と変わってません。


とりあえず、スタートボタンの動作を以前のように戻してもらいたい。というか戻す項目があって欲しいと思うこのごろ。

そもそもあの動きだと、タッチパネルを使用するのが前提として考えられている感じで、デスクでバリバリ作業するって感じだとWin7の方がまだ使いやすい。

正直、期待ハズレである。


[ ハードウェア ]

ハードウェアから見た場合、Win8の負荷はどれほどなのか。

3種類の構成でインストールして実行してみた。

CPU:Core2Duo Mobile T5500 2GHz
MEM:1GB
グラフィック:intel 945
今から約3世代ほど前の構成。WindowsXPの環境ならこれでも十分といった内容だ。実際にインストールして使ってみると基本的に動作はする。だがしかし、使っているうちにメモリ容量が限界まで使われるような状態に。この時点で動作は非常に重く反応も悪くなっていた。
CPU自体は2GHzのデュアルコアでも問題はないようである。メモリ容量は2GB以上、出来れば4GBは最低確保しておいた方が無難かもしれない。

グラフィックに関しては、かなり動きにもたつきがあり、メトロへの移動がカクカクしていた。流石に旧世代のオンボードには少しハードルが高いようだ。


CPU:PentiumD 3GHz
MEM:2GB
グラフィック:RadeonHD4850 VRAM512MB
年代的にはCore2より古いCPUであるが、仮にもデュアルコアの製品である。この構成だと消費電力がアイドルでも140W以上というかなりピーキーな構成ではあるが、その分安価ながらスペックは高い。

無論、動作は軽快の一言で、特に不満を感じる部分はなかった。もちろん、動画変換などをすれば差は歴然ではあるが、一般的な使用であれば余裕である。

CPU:Celeron 2.53GHz 
MEM:2GB
グラフィック:RadeonHD3650
更に古く、なおかつスペックの低い構成。シングルコアのセレロンなだけに、起動などの動作にはかなりのもたつきが生じた。グラフィックはHD3650でも十分で軽快に動く。ただし、マザーボードのトラブルなのか、Win8との相性なのか、描画がたまに失敗することがあった。安定しているとは言い難い状態で。少し不安の残る仕様となった。


まぁ、短く説明しました。ようはメモリの容量とグラフィックの最低条件が底上げされていると言った印象を受けました。2世代前ぐらいのオンボードグラフィックやローエンドのグラフィックボードだと、動作があまり軽快にとはいかないようです。

また、IE10などはグラフィックメモリも使うので古いグラフィックボードだとVRAMが少ないですから、そのへんも注意するポイントになりそうです。


以上まとめでした。





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