SATA6Gbpsの最速SSDとして君臨したC300。それ故に期待されたC400。
だがしかし……コストは上がったうえに性能も思ったより上がらずランダムは同じかもしくは劣るという結果に……。
その大きな原因となるのが製造プロセスの微細化による書き換え耐性低下が予想以上にきいているということ。
CPUであれば製造プロセスの微細化は消費電力の低下、低発熱ゆえの高クロック化、トランジスタ数の増加による性能向上といいでメリットは大きい。
がしかし、メモリ事情ではそうはいかないのが現実である。
C400はその弱点を補うために予備領域を多く設けてマーベルの制御チップのクロックを向上させ、速度向上を図った。
ようはC300のOCモデルがC400といってもおかしくない。
予備領域の制御の関係かランダムの性能が向上しにくかったと思われる。
とはいえインテルのアプローチよりは非常にいい作りをしているのは確かだ。
もちろんインテル510はシーケンシャルでは優位である。ただ、実際求めるのは寿命と性能のバランス。もとい容量であろう。
今後X25−Mの後継のシリーズが出るがパフォーマンス向上はほぼない。
こういった事情をふまえると容量が大きくなるには時間がかかるし、高速化してもそれに見合う価値がみえるか微妙なとけろだ。
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