2010年12月25日土曜日

[PC]SandyBrigeとZacate

どうもお久しぶりです。

いやーかゆかった・・・。

水疱瘡にかかり、流行してる型の風邪にかかり。今年最大の不幸に遭遇した気がするw

まさかこのタイミングで水疱瘡にかかるとかどんだけ災難なんだ・・・。

そのせいもあって同人誌の作成がほとんど進まず。(元からあまり進んでなかったけどね)

水疱瘡にかかってる間のバイト代が減ることもあって。

冬コミは参加自体出来るか怪しいです。

とにかく資金難。同人誌自体は納得いくものになってない事もあって来年の夏に自分のサークルとして出展したいと考えてますが、いかんせん大学の方もかなりピンチなので来年どうなってるか正直わかりません。

のんびりし過ぎた自分のせいなのですけどね。


まぁ、そんな暗い話はさておき。


来年1月はいよいよIntel・AMDから新CPUが続々登場します。

来年は完全に32nmプロセスに移りAMDはAM3+にソケットがマイナーチェンジ。またアーキテクチャーもかなりの変更が加わります。またIntelとAMDのアプローチもかなり大きく方向性の変わったものとなるでしょう。


まずは1月9日にリリースを控えるIntelの「SandyBrige」


SandyBrigeのCPUの特徴としては、拡張命令AVXの追加と計算処理の最適化が更に進んでいます。これにより動画変換時のスピードにはより磨きのかかったものになり効率という意味ではかなり進歩している事がうかがえます。ようは現行のLGA1156版i7・i5・i3を更に進化させたモデル。

AVXとはなんぞ?って話なのですがこれに関しては説明するのが難しいので命令処理を高速化するためツール(手段)と考えていいと思います。

しかし、その反面。この世代からクロックジェネレータはチップセットに内蔵されます。これによりオーバークロック時にSATAなどのクロックも同時に引き上げてしまうため。ベースクロック(BCLK)によるOCはほぼ不可能となります。まぁ、そのためにIntelが用意したのがKシリーズ。このKシリーズの先祖はPentiumDualCoreE6500K。これは倍率の固定がされていないため自由に周波数
変える事が出来ます。ただこれは、一部のみ販売で全面的にその販売を始めたのがCorei5 655K・Corei7 875Kからである。これはクロックジェネレータを固定させるための策略の一つだったのだと思われる。そしてこのモデルは確かにOCをする人では結構な伸び率があるので少し余裕のある人はこれを買ったりする事があり思ったより売れたのであろう。

という事で今回のラインナップにも続投される。更にTDPを下げたSシリーズも続投。これは省スペースPC向けのものだが、通常版との価格差が大きかったものが今回はかなり狭まっている。

今回ソケットはLGA1155でLGA1156と互換性はない。ただしCPUクーラーは一部メーカーでLGA1156のものが使用可能なようである。

SandyBrige世代チップセットはPCIのサポートをほぼ廃止。

そのせいでミドル・ローエンドの廉価モデルのマザーボードではPCIの位置にPCIex1が並ぶ事になり意味があるのかよくわからない仕様に・・・。

正直PCIは活用出来る幅が広い事を考えるとこれはどうなのか疑問です。上位モデルではわざわざ別チップを通したりでPCIを追加する始末。


変わってSATA3.0への対応は今回から入ります。USB3.0に対しては見送りで未だ普及の目途が立っていない事が理由でしょう。

SATA3.0への対応はSSDの普及が進み1万円台でもSATA3.0の仕様(CrucialC300やPlexterSSD)のものが普及している事も一つの要因となります。

Intel純正の板はUEFI対応の様子。2.5TB・3TBのHDDを活用するために必要なのがこのUEFI。これは従来のBIOSの代えになるもので、仕組みは異なる。

って事でCPUラインナップ。

・「Core i5-2300」(TDP95W/2.8GHz/Tb3.1GHz/L3 6MB/Intel HD Graphics 2000)約17,000円
・「Core i5-2400」(TDP95W/3.1GHz/Tb3.4GHz/L3 6MB/Intel HD Graphics 2000)約18,000円
・「Core i5-2400S」(TDP65W/2.5GHz/Tb3.3GHz/L3 6MB/Intel HD Graphics 2000)約18,500円
・「Core i5-2500」(TDP95W/3.3GHz/Tb3.7GHz/L3 6MB/Intel HD Graphics 2000)約20,000円
・「Core i5-2500K」(TDP95W/3.3GHz/Tb3.7GHz/L3 6MB/Intel HD Graphics 3000)約21,000円
・「Core i7-2600」(TDP95W/3.4GHz/Tb3.8GHz/L3 6MB/Intel HD Graphics 2000/HT)約28,000円
・「Core i7-2600K」(TDP95W/3.4GHz/Tb3.8GHz/L3 6MB/Intel HD Graphics 3000/HT)約29,800円

引用元「エルミタージュ秋葉原」
http://www.gdm.or.jp/voices_html/201012/20101218a.html

Corei5 2500KはCorei5 655K・の立ち位置で発売時の価格もほぼ同じ。

Corei5 2400Sは無印に比べ500円の差しかない。ただし周波数が落ちてる事を考えると同性能ではない。

今回は同じ32nmのCore i5でも物理クアッドコアになるため性能の向上は大きいと思われる。Corei7は今までと変わらず4C8Tなので性能向上幅としてはi5の方が大きい。

チップセットはZ67>P67>H67

P67はP55マザーの後継としてSLIにも対応する。

H67はH55の後継

Z67は今回の最上位クラスとなる

ようである。Z67については詳しい情報が少ないため発売はだいぶ後になる可能性は高い。現在販売が予定されているメーカーでもそのチップセット搭載は発表されていない。

Pentium系は今回は出ない。今後発表される予定はあるので、個人的にはテストがてらPentiumが出るのを待つ予定。

メインはPhenomIIx6ですから。

そしてAMDが1月頃に発表すると思われるのが

「Zacate」搭載のマザーボードとノートPCである。いわゆるネットブック向けの製品となる。

対抗馬はAtom・定電圧版Corei3・i5などのCULV系になる。

このAPUの特徴は、なんといってもIntelにはないGPUの性能を持つ点にある。

このCPUに統合されるGPUはAMDの6000シリーズの名前が与えられる。とはいえ、本来ノート向け製品のためベースはデスクトップでいうRadeonHD5000シリーズとなる。

とはいえRadeonHD5000シリーズはDirectX11に対応するためWindows7環境であっても映像がカクツク事はほとんどない。シェーダ数80SPなのでRadeon5450相当。もしくはそれ以上の性能を持つ。

このAPUの利点は以下の通り

・40nmGPU製造プロセスにより45nmよりも低消費電力化が期待できる。また、低発熱にもなる。

・UVD3.0による動画再生支援

・SATA3.0対応によるSSDへの対応

特にSATA3.0対応とDDR3対応は体感速度消費電力共に影響が出るので重要なところです。

このAPUに高速なメモリとSSDを合わせればネットブックとしては最強の速さを実現できるかもしれません。

また、長時間駆動も比較的可能だと思われます。

そういう意味で非常に期待の出来る製品としてかなり注目しています。

HTC DesireHDにこのAPU搭載のノートを持ち歩けば快適なネト充ライフが(ry

Mini-ITXでも出るようなのでサブPCとしてもよさそうです。

0 件のコメント: